離婚と不倫の行方…復縁を願って

別れた不倫相手との復縁を切に願う日々を綴ります。

【閲覧注意】怖いお客さん

怖いお客さん

※今回の記事は「センセーショナル・センシティブ」な内容を含んでおりますので、苦手なかたは閲覧をお控えください。

 

 

当時の夫から暴力を受けたことを契機に私の人生は雪崩のように崩れ去っていきました。

 

まさに人生の転落、堕ちる時はとことん堕ちていく。

 

無理に貸し付けられるような形で抱えた借金の膨大な利息の支払いと生活のため、遂には体を使って風俗で稼ぐしかなくなってしまいました。

 

【風呂堕ち】風俗の世界に足を踏み入れる

なんらかの事情で風俗で働かなければならない状況を、その業界では『風呂堕ち』というそうです。また誰かが女性をその状況に追い込むことを『風呂に沈める』というそうです。

 

この風俗での仕事については違法性が疑われる形態だったため、残念ながらあまり詳しく書くことができないのですが、言わずともですが風俗の仕事というのはとても危険が多い仕事です。

 

お客さんから性病などの病気を移されるリスクもあれば、身体的な危害を加えられるリスクもあります。

 

店舗型の風俗であればお客さんと何かあっても店舗のスタッフがいるので助けてもらえますが、派遣型風俗(いわゆるデリヘル)の場合は見ず知らずの相手と密室と2人きりになるということもあり危険度はかなり高まります。

 

そして、電話一本で現場に向かうことになるので、どのような相手でどのような場所なのかもわかりません。

 

泥酔したお客さん、薬物をやっているお客さん、変わった性癖のあるお客さんなど、いろんなお客さんを相手にしてなければなりません。

 

また、性処理の奴隷として扱われることが多く、お客さんの要求を断ったり意にそぐわないことがあると危険な目に遭うことがあります。

 

本番行為の禁止などの名目上のルールはいくつかあるにはありますが、それはお店が摘発から逃れるために用意してるだけでほぼないようなものです。

 

風俗嬢の嫌がる行為や傷つける行為なども当然に禁止事項ですが、相手が悪ければそんなルールは守られません。

 

風俗で稼いでいたときの怖かった経験を1つだけ話します。

 

風俗で危険な目にあった体験談

繁華街のホテルの一室に向かうように指示され向かうと、そのホテルはとても古びていて鬱蒼とした雰囲気の薄暗いホテル。

 

部屋数もあまりないホテルでお客さんが待っている一室へ向かいドアをノック、待っていたのは一見は普通っぽいお客さん。

 

しかしよく見ると目の焦点が合っておらず、会話をしてもろれつも回っていないような感じでそもそも挙動がおかしい。

 

酔っ払って風俗を呼ぶお客さんは結構多いのですが、そのお客さんについては「薬物」だなと直感的に察しました。

 

腕に注射痕のようなものもたくさんあったので、おそらく常習者だったに違いありません。

 

その後の展開にイヤな予感はしていたのですが、入室してから断って出ていくなんてことは当然できないので、そのお客さんとのプレイがはじまります。

 

やはり変わった性癖の持ち主で執拗に異物挿入をされて出血、激しい痛みに耐えその時点で膣内に損傷していることもわかってました。

 

ただ下手に要求を断ると危険な目に遭うという恐怖心もあり、助けを呼んだどころですぐに誰かが助けにこれるわけでもないので体を預けるしかありません。

 

そして遂にはこと最中にタオルで首を絞められもがき苦しんでも止めてくれず、意識がとおのいていくなかで「このまま殺される」と感じ、気付いたときにはお客さんは消えていて裸で1人ベッドに横たわっていました。

 

しばらく気を失っていたようで死なずに済んだだけ良かったですが、時間が過ぎてもスタッフが様子を見にも来ておらず、働く女性の安全配慮が皆無と言っていいようなところでした。

 

風俗で働くなら安全に配慮したお店に

全ての風俗業者がそんなではなく安全に働けるところもあるでしょうが、運が悪ければ殺されてしまうようなことだってあるので、業務体制や安全管理が劣悪なところで働くのは本当に危険です。

 

プレイの強要はもちろん、お客さんから殴られたりすることもそう珍しくはないのですが、実はこうした事件は風俗店側が面倒を避けるために表沙汰にしないだけで案外多いんです。

 

どんなにイヤな思いや怖い思いをしても生きていくためには感情を殺してやるしかありませんでした。

 

一カ月ほど休まず働けば借金も返済できるだろうとどうにか持ちこたえましたが、ここまで悲惨な目にあってまで「生きる意味があるのだろうか」という気持ちにもなっていました。

 

そして借金が理由で強いられていたこの過酷な状況は、思いもよらない形で終焉を迎えることとなります。