離婚と不倫の行方…復縁を願って

別れた不倫相手との復縁を切に願う日々を綴ります。

夫の暴力…そして不倫へ

不倫のきっかけ

 

5年間の不倫関係を結び“再婚の約束”までしていた不倫相手と破局したのは先月のことです。


私は現在バツイチの状態にありますが、昨年までは既婚者だったので途中まではW不倫をしていたということになります。


その不倫相手との破局を綴るまえに、まずは私が不倫をはじめたきっかけから振り返りたいとおもいます。


私が不倫をはじめるきっかけとなったのは“夫からの暴力”でした。

 

不倫のきっかけは夫からのDV(暴力)

せっかくなので、その夫(元夫)との出会いから何があったのかをまで遡ることにしましょう。元夫との出会いは10年程前。


当時30歳目前で結婚に焦っていた私は、知人に誘われた合コンの席で3歳年下の元夫と知り合います。


元夫は当時IT関係の会社をやっていて、若くして同年代に比べお金を持ったせいか振る舞いも派手で第一印象は正直よくありませんでした。


でも「年上の女がタイプ」とアプローチをされて私も悪い気はせず、連絡先の交換をしてから何度か飲みに誘われるなどして数回会っているうちに、その勢いに呑まれるような形で交際をスタートさせました。

 

交際1年ほどで妊娠して“デキ婚”

結婚する相手としてはちょっと違うな、と思いつつも交際が続いていき、1年ほど経った頃に私は妊娠をしてしまいました。


そこに「愛」があったかはわかりませんが私も彼も子供が欲しかったし、子供を産む以上は経済面はかなり重視するところで、その点で彼は稼ぎもありお金の心配はなさそうだったので“結婚”することになりました。

 

決して軽はずみに出産と結婚を決めたわけではなく、成るように成るだろうと家庭を築いていくことにはとても前向きでした。


私の家は子供の頃に両親が離婚していて、父はずっと疎遠で母は20代前半の時に亡くしているので親類がいません。


元夫の家庭環境も複雑で、結婚するにあたって向こうの母親と一度顔会わせたくらいで、特に誰かに反対されるわけでもなくすんなり入籍しました。

 

結婚後の冷めた夫婦生活

結婚後は早い段階から夫は「仕事が忙しい」を理由に家に帰らないことが多くなり、二人で過ごす時間も減っていき夫婦らしい生活なんて全く記憶にありません。


新婚とはいえ妊娠を理由に結婚した「でき婚」だからこんなものなのかなと自分なりに消化していましたが、今おもえば妊娠をきっかけに私のことを女として見れなくなっていたのかもしれません。


実際にその頃から浮気をしている気配がありましたし、酔ってたまに帰宅してきたかと思えば私に対して不満や言いがかりなどをぶつけてくることも多くなりました。


私も妊娠した体でほぼ1人で生活しているような状態に不満を感じていたし、精神的に不安定になっているところもあり口論することが多くなりました。


これから二人の子供が生まれてくるのに、こんな環境で子供が生まれて来て良い家庭を築けるのだろうかという不安もありました。

 

妊娠7カ月目での流産

そのような状況に様々なストレスを抱えていた私は、安定期を過ぎた妊娠7カ月目で残念なことに流産をしてしまいました。


それからしばらくはショックから立ち直れずに抜け殻のようになってしまい、自殺を考えたり自傷行為をしたり…そんな期間が2年ほどあったとおもいます。


元夫は何かケアをしてくれるわけでもなく、むしろ私が流産したことを責めるような態度でしたし、お腹の子供をロスしたことで最早2人が一緒にいる理由はありませんでした。


いつ離婚になってもおかしくない状況なのに、すぐ離婚にならなかったのが不思議なくらいでしたが、婚姻関係にあるほうが夫には好都合だったことが後に発覚します。


これについてはかなり話が脱線してしまうので折を見て書く機会があれば書こうとおもいます。


それからしばらくして、長らく流産のショックでふさぎこんでいた私は、徐々に立ち直って資格を取得したり外に働きに行くなどして自分の生活を取り戻していきました。


一方で夫はそのくらいの頃から経済的に困窮していた様子で、家賃や光熱費などの支払いや管理は全て夫がしてましたが支払いが滞るようになっていたようです。

 

家賃の支払いは夫婦で折半に

ある時に突然『働いてるなら家賃は折半してくれ』と言われ、それからは私も家賃の半分を負担するようになりました。


夫とは何年もろくに口を聞いていなかったので仕事の状況などほぼ把握していませんでしたが、やっていたIT関係の会社はとっくに潰れていたようで、そのころには多額の借金もあったようです。


IT関係の会社といっても実際には何をやっていた会社なのかもわからなかったですし、関係者の人達もガラが悪く何をしてる人達なのか謎でしたが、その頃から元夫は一際ガラの悪い人達と付き合うようになりました。


いわゆる“半グレ”と呼ばれるようなタチの悪い集団との関わりがあったようで、何かよくないことに巻き込まれているような印象も受けました。


そのような状態で月日は流れていき、遂に事件が起こります。

 

夫からのお金の無心

酔って帰宅してきた夫から突然『今週中にどうしても100万必要になったから工面してもらえないか』と言われたのです。


元々私に貯蓄などまとまったお金なんてないし働いて稼いだ給与も家賃折半の支払いでほとんど消えている状態だったので、無い袖は振れずに断りました。


すると、『おまえなら100万くらいならすぐ借金できるだろう?』と。


私からすればとっくに破綻しているような関係性で、事情もちゃんと聞かされずなぜそんな協力をしなければ?という感じでした。


夫は納得しない私に『いろいろ面倒見てきてやっただろ』という感じで、高圧的な態度で詰め寄ってきました。


更には流産したことなども掘り返され、「自分はずっと我慢してきてやったんだぞ」「見捨てずにいてやったんだぞ」という調子でねじ伏せるかのような勢いでした。


確かに流産してからしばらく何もできず抜け殻になっていた間、最低限の生活は保証されていたわけだし感謝しなければならないところもあるかもしれない。


けど、私にだって我慢してきたこと許せないことはあるし、そもそもこんな状態で夫婦で居続けることは少なくとも私にとっては意味はない。


だからその口論の流れで「離婚を検討した方が良いこと」を口にすると、荒ぶっていた夫は『これだけ世話になってきといて、舐めたこと言ってんじゃねぇぞ』と更に激高。


次の瞬間、私は平手打ちをされ、お腹を蹴られて倒れこみました

 

夫から激しいDV(暴行)を受ける

手をあげられたのは初めてだったので驚きましたが、怒らせると何をするかわからない、歯止めが効かなくなるタイプだとは思ってました。


身の危険を感じた私は咄嗟に「誰か助けて!」と大声をあげたのですが、『うるせー黙れ!』と髪の毛を捕まれ部屋中を引きずりまわされました


それでも黙らなかった私は、馬乗りにされてゲンコツで何度も顔をボコボコに殴られました。何度も何度も…。


そこからの記憶はあまりないのですが、下手をしたら殺されるかもしれないという恐怖心で黙るしかありませんでした。


髪の毛が何十本も抜け顔はあざだらけ、殺されなかっただけ良かったのかもしれません。


この夫から受けた暴力が、私の不倫へと繋がっていくことになります。