情報商材詐欺に遭いキャバクラで働く
計55万円を支払って取り組んだ“稼げる方法”を1ヶ月ほど真剣に取り組んだものの成果は全くなし、そして完全に騙されていたことにようやく気づきました。
情報商材詐欺で騙されても返金はむずかしい
返金を求めて販売会社へ連絡してみるも、電話は不通で繋がらず会社の住所もよくよく調べてみたら更地でした。最初から全部嘘だったんです。
その後に調べて知ったことですが、そういう詐欺業者は短期的に大勢の人を騙してパっと行方をくらますそうです。
そしてこういう被害を申し出たり訴えたところでまず捕まらないしお金も戻ってこないということだったので、もう諦めるしかありませんでした。
情報商材詐欺で騙され家計は火の車、すぐにでも働いて稼がないとその先は生活していくことができない状況に陥りました。
夫から暴行を受けてからお世話になっている配偶者暴力相談支援センターから、求人の紹介などもしてもらいましたが条件が合わずに見つからず。
日雇いや前借ができるような仕事は限られているし、自分の能力でそんなにすぐ稼げるような普通の仕事はなく、結果行きついたのは水商売でした。
騙されて水商売(キャバクラ)で働くことに
その頃には夫から受けた暴行のケガは見た目的にはだいぶ良くなってきていたし、面接にいったらすぐに採用してもらえたのでキャバクラで働くことになりました。
30歳半ばでキャバクラで働けるのかと疑問におもうかもしれませんが、いわゆる熟女キャバクラというもので働いているキャストも30代が中心。
それまで水商売なんてしたこともないし向いてない仕事だとおもってましたが、淡々とお酒をつぎ話を合わせて愛想を振りまいてるだけでどうにかなっていました。
執拗にボディタッチをしてくるお客さんには困ったけどお金のためだと耐えました。大体頭がハゲでいる人は体をしつこく触ってきますよね。
熟女キャバクラの違い
熟女キャバクラは普通の若い女性が働いているキャバクラに比べるとサービスがハードになる傾向があるそうです。
実際に周りのキャストはハードなサービスをしていて、お客さんにいろいろ要求されたり「このさきも指名が欲しければ抱かせろ」なんてことも。
店外で会ってセックスをしてお金を援助してもらってるようなキャストもいましたが、私はそういうことには一切応じませんでした。
逆に慣れていない感じというか水商売っぽくない普通さがウケたのか、それなりに初月からお客さんからの指名が取れるようになったりと意外にも順調でした。
窮地に陥ったけどここで稼げれば生活を立て直せると内心はほっとしていました。
ただ、キャバクラで働くにはドレス代やメイク代など様々な出費があることは想定しておらず、前借りした給与もほとんどその初期費用へと消えていきました。
それでも給与が日くればなんとかなると休みも取らず頑張っていたのですが、その給与日目前で大事件が起こります。
その事件のお陰でわたしはより不幸などん底に落ちていくことになります。